『東お多福山』ハイキング報告
『東お多福山』ハイキングの報告
2009年11月8日(日)に、兵庫県芦屋市から神戸市東灘区にかけて、『東お多福山』で秋のハイキング行事をおこないました。 集合場所の阪急電鉄「芦屋川駅」には小学生以下1名を含む、5名の参加者が集まりました。
六甲山は、今も、何本もの断層を境にずれながら高くなっている山で、今回は六甲山南斜面のハイキングコースを歩き、東お多福山を作っている岩石や断層でできた地形のほか、動物や植物を見て歩きました。
集合場所の「芦屋川駅」からバスに乗り、「東おたふく山登山口」バス停で降りて、今日のコース説明を聞いてから出発しました。
写真01 コース説明のようす(「東おたふく山登山口」バス停)
今日観察した岩石、『東お多福山』を作っていた岩石は、
写真02 花こう岩(桃色のカリ長石の目立つ六甲花こう岩)
写真04 ホルンフェルス(花こう岩のマグマで熱変成を受けている)
この他に、ひん岩も見ることができました。
どびわり峠では、花こう斑岩が断層によってグシャグシャとなっていました。
写真05 断層破砕帯の観察
どびわり峠からしばらく降りたところでは、対岸に断層地形を遠望しました。
写真06 対岸の断層地形
また、さらに降りた河床では、断層粘土とスリッケンサイドを観察しました。
写真07 断層粘土とスリッケンサイド
スリッケンサイドは鏡肌とも言われ、断層運動による摩擦のために断層両側の岩盤上に生じた光沢のある面をさします。今回観察したスリッケンサイドの走向と傾斜は、N28°E,88°S、面に見られたクラックの傾斜角は50°~60°でした。
これらの他に、以下のものを観察しました。
写真08 イノシシのラッセルした跡
写真09 アベマキのコルク状の樹皮
写真10 コンクリート壁の排水孔にヤモリとその卵
写真11 コンクリート壁の排水孔にシマヘビを発見(標本用に採取)
(小倉徹也)
<参加者の感想>
◆ 今日はシマヘビとか、だんそうのななめのきずが見れてよかったです。ハンマーのつかいかたもおしえてくれて、ほんとうによかったです。やもりのたまごを、はじめてみました。たまごの何も入っていないものもあって、すごかったです。
◆ 断層のことをいろいろと教えていただき、興味深く聞くことができました。子供の面どうも見ていただき、ありがとうございました。
◆ 天候は上々、気持ちの良い一日。断層の面のこすれあと、大きな岩、ちょっと苦手な分野ですが、御影石とよばれるかこう岩のピンク色をしっかり見せてもらいました。私は下準備がいるなァ。楽しい一日でした。
阪神わかやま野尻湖友の会(C)
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