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『河原の堆積物から学ぶ地層のでき方』の報告

 第17次発掘前の最後の野外の行事は、大和川の河原で穴を掘って、その構造を観察しようという行事でした。

   『河原の堆積物から学ぶ地層のでき方』
                        
2008年2月17日

 行事の当日は、発掘の練習としてはうってつけの(?)雪が舞うこの冬指折りの寒い日またその寒い中、集合の駅に集まったのは4人だけという寒い状況でした。
 しかし、4人だからゆっくり濃い内容で河原の地形や地層の観察をすることができました。

 まずは大和川の河原に立ち、川の流れや表面の地形、どのようなものが河原の表面を覆っているのかを観察しました。
 砂の河原なのに、葉っぱのかけらがたくさん入った薄い泥がいたるところに見られます。

 なんでこんなところに泥の層があるのでしょうか。

 一通り、地形の観察をした後は、実際に河原を掘ってどのようなものがたまっているのかの観察です。
 寒いので体を動かしたほうがいいと、みんなで長さ3~4m、深さ50cmほどの穴を2つ掘りました。

Asaka1






 穴の面をきれいにならして、しばらく乾かしておくと、きれいな縞模様(しまもよう)が見えてきます。

Asaka2






Asaka3








 掘った時は一枚の層に見えていたのが、側方で終わっていたり、薄い泥の層が挟まっていたりと、どのようにたまったのか大和川の河原の地層でもいろいろな疑問が湧いてきます。

みんなで疑問点を出し合って、議論も白熱し、
昔の地層や野尻湖で同じような地層が見えたらどんなことが解るのだろうか
などまで話がおよびました。

 そうしているうちにどんどん空はかげり始め、スケッチをしようかというときには、雪が激しくなり、とてもスケッチできる状況ではなくなりました。

 そしてここで行事は終了。

 まるで本番さながらの寒い天気と白熱した議論で、少ない人数ながらも充実した行事を行うことができました。
                                           (中条武司)

<参加者の感想>

 雪が降るという天候になりましたが、大和川の堆積(デューン)を観察しました。2カ所で穴を掘りました。スケッチも少しできました。ありがとうございました。寒い~。
(研究員)

 大和川の断面、きれいに見えました。川原のデューンやリップルマークもゆっくり観察でき勉強になりました。(教員)

 野尻湖発掘の準備にはあまりにもぴったり。しかし、もっといい季節にやりたい。
(公務員)

 大和川でもきれいな縞々が見れて楽しかった。(公務員)

                              阪神わかやま野尻湖友の会(C)

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